押入れのリフォームのポイント

和室に布団を敷いて生活するライフスタイルであれば押入れはサイズの面でも最も使いやすく効率の良い収納場所でかつて収納の中心だったのですが、ライフスタイルが洋式に変化した現代は必ずしも押入れが使いやすいとはいえないことも少なくありません。押入れはもともと布団を収納するためのスペースなので奥行きが90センチと広いのが特徴です。奥行きがあるために布団以外の例えば衣服などを収納しようとすると奥のもの取り出しにくくなるのが難点です。押入れを使い易い収納空間にリフォームするときには、まずは中にどんなものをしまってどんな風に使いたいかということを整理してみます。例えば衣類などを収納するクローゼットとして使いたいときには、広い奥行きを最大限に活用できるようにパイプハンガーを前後2段にしてみたり、スライド式のパイプハンガーを採用してみたりといった工夫が必要です。せっかく広い空間を使いやすくするポイントは、奥にしまったものも簡単に取り出せるようにすることです。

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