いい家の条件「施工品質」

いい家の条件は見た目の良さだけでなく、注文住宅の新築で大事なことは施工品質にあります。
家は長く住まいするものです。施工品質が悪いと住んでいるうちに修理しなければならないところが次々に出てくることがあります。
例えば建築する宅地では地盤の強度などに問題があるといかに建物をしっかり立てても傾いたりすることがあります。建築は建築する場所の地盤をしっかり確認することも品質管理の一つです。
また竣工に間に合わせるために基礎工事においては十分に強度が出る前に、土台を乗せて工事を開始すると弱い基礎になり地震などでクラックなどの亀裂が入る事があります。基礎の強度がしっかり出るまで待つのも大事な品質管理になります。
また建築図面通り施工しても利用する建築資材によっては強度不足につながります。
例えば節が多かったり基準よりも細かったり薄かったりすると地震などで壁やいろいろな所に亀裂が入ったり、ゆがんだり傾いたりなどの影響がでてくることがあります。
また床下や天井裏など切りくずやいろいろなものをそのままにしてふさいでしまうとシロアリや悪臭の原因になることもあり施工品質が悪い例となります。また浴室のユニットバスの床の施工が悪いと排水がオーバーフローして床下に広がったり、換気が悪いと湯気などの蒸気が天井裏に広がり湿気が悪影響を及ぼします。
また窓枠工事などしっかり施工しないと雨水が壁の中に入り込んだり部屋の中に入る事もあります。さらに壁や床、天井の断熱材の入れ方により効果が十分に発揮できないこともあります。
これらのように特に目に見えないところに十分注意をはらい建築することがいい家の施工品質につながります。また建築現場はいろいろな業者が出入りし、それぞれの業者が施工品質を心がけて行う必要があります。
三重県の工務店で注文住宅、施工品質が良い建築とは外観だけでなく、目に見えない部分でもしっかり確実に施工され、単純なミスやクレームなどが発生しない家ということです。

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